院長あいさつ・経歴-鈴木歯科矯正歯科|神奈川県中郡(二宮町・大磯町)の歯科・歯医者・矯正歯科・口腔外科

お口の中の健康をサポート。神奈川県中郡(二宮町・大磯町)の歯科・歯医者・矯正歯科・口腔外科なら当医院へ

0120-73-0648

診療時間 平日9:30~13:30/15:00~19:00
土曜9:00~13:00/14:00~18:00
休診日 木曜・日曜・祝日

院長あいさつ・経歴

幅広い選択肢の中から、お口の中全体のバランスを考えたトータルな診療を

先代院長である父から引き継いだ当院は、神奈川県中郡二宮町で70年間、地域のかかりつけ歯科として、一般歯科・矯正歯科・インプラント・審美歯科まで、幅広い治療をしてきました。

質の良い治療をしようと思うと、一部の治療だけでは終わりません

例えば、この歯が虫歯になりました、ここを治しますという部分的な治療。これだと、いずれどこか悪いところができてしまいます。当院では、一般歯科・矯正歯科と診療範囲を限定せず、幅広い選択肢の中から、お口の中全体のバランスを考えたトータルな診療をご提案します。

「予防」に重点を置き、虫歯や歯周病になりにくい口腔内の環境を整える

また、お身体の健康や、お口の健康を継続するためには定期的な検診が大切です。そのため当院では「予防」に重点を置き、虫歯や歯周病になりにくい口腔内の環境を整えるサポートをしています。

心のこもった医療を実践できるよう、教育に力を注いでいます

医療人として、自身の知識や経験を学生や若い先生へ還元するために教育に力を注いでいます。現在、東京歯科大学歯科矯正学講座の非常勤講師を拝命し、歯科学生への講義や湘南歯科衛生士専門学校の臨床教諭として臨床実習を受けもっております。今後も通いやすい歯科医院であるために、技術・知識・人間性の教育に力を入れ、スタッフと患者さまとの信頼関係を深めていきます。

患者さまの中には、3世代、4世代に渡って家族ぐるみで来院してくださる方たちもいらっしゃいます。また、通院が難しい方には訪問診療を行っています。これからも一生付き合える「かかりつけ歯科医」として 、地域の皆さまのお口のお悩みにお応えし、地域の健康推進にお役に立ちたいと考えています。

なぜ矯正を専門とする歯科医でありながら、一般歯科なのか?

患者さまと接する中で、総合的な治療の大切さに気づく

私は、学生時代に矯正に興味を持ち、矯正歯科を専門に行う歯科医師になりました。しかし、患者さまと実際に接するうえで、多くの矯正歯科を専門に行う歯科医師は簡単な虫歯治療にも対応できないという事実を知り、これではいけないと考えました。

口腔内は複雑に影響し合っている

一般歯科は、単に歯を削ったり抜いたりする治療、矯正歯科は見た目を重視する治療と思われがちです。しかし、虫歯や歯周病、また不正歯列は、お口の中の環境が複雑に影響し合って発症します。

一般歯科治療と矯正治療の両方を手がけることで、患者さまの状況を的確に把握し、あらゆる角度から診断し、幅広い選択肢の中から最適な治療を行うことができます。そこで一般歯科だけ、矯正歯科だけと診療範囲を限定せず、必要だと思うことは取り入れ、知識と経験を積み重ねてきました。

父、康夫先生はどんな存在ですか?

歯科治療に妥協を許さない父

先代の院長である父は、歯科治療に妥協を許さない姿勢で、子どもの頃はちょっと怖い存在でした。

とても忙しく、また仕事場には子どもは来てはいけないといわれ、顔を合わせる機会が少なかったので、小学校のお絵かきのときに父の顔が描けず、先生に何か問題があるのではないかと心配された程です。母から、父は家族のため、地域のために一生懸命に働いていると常々聞かされていたので、私自身には父に対して悪いイメージはありませんでした。

若い世代の人にも引けを取らない意欲

父のことは先輩歯科医師として、とても尊敬しています。若い世代の人たちに引けを取らない意欲で、今も知識と技術力を確実にキープしています。いったい、どこからその意欲が湧いてくるのかいつも驚いています。

休日の過ごし方は?

湘南の海が近いロケーションですから、やっぱり海が大好きでサーフィンで気分転換しています。もっとも今は忙しくて月1回くらいしか行けません。

患者さまがきれいになって、そして喜んでもらえることが何より嬉しい

実は、休みの日は矯正医師として他医院で診療を行っています。もう10年以上もお手伝いしていますので、患者さまにも医院にも愛着があります。でも一番は、矯正治療そのものが好きです。患者さまがどんどんきれいになって、そして喜んでもらえることが何より嬉しいです。また、技術を磨くうえで役立ち、院長としても他の医院での診療を経験するこは勉強になると感じています。

行きつけの飲み屋さんには「よく仕事の話をしてるね」って呆れられますが、確かに仕事が一番の趣味かもしれません。

プロフィール

鈴木歯科矯正歯科 院長 鈴木 基

経歴

平成8年東京歯科大学卒業 東京歯科大学矯正学教室入局 平成11年東京歯科大学矯正歯科卒後研修課程修了 平成13年東京歯科大学歯学研究科大学院修了 歯学博士 東京歯科大学矯正歯科非常勤 開業医院にて勤務医 平成15年鈴木歯科医院 副院長 平成21年~神奈川県摂食・嚥下障害歯科医療担当医、二宮町介護認定審査員 平成24年鈴木歯科矯正歯科(鈴木歯科医院改名)院長 平成28年湘南歯科衛生士専門学校 兼任臨床教諭 平成29年平塚歯科医師会理事 令和2年東京歯科大学矯正歯科学講座 非常勤講師

資格

  • 日本矯正歯科学会認定医
  • Academy of International Advanced Implantology
  • 国際インプラント学会認定医
  • ブローネマルクシステム
  • ストローマンシステム
  • アンキロスシステム
  • プラトンシステム認定修了
  • 口腔インプラント学会認定100時間講習修了
  • 東京歯科大学インプラントマスターコース修了
  • プラトンインプラントシステム認定医療施設
  • 二宮町介護認定審査員
  • 平塚歯科医師会公衆衛生委員会二宮地区担当

発表

  • 第58回日本矯正歯科学会 症例発表
  • 平成12年アメリカ矯正歯科学会 症例発表
  • 平成12年顎変形症学会 研究発表

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用

●治療期間

治療期間は1ヶ月に1~2回の来院を原則に、永久歯の矯正治療で2~3年程度です。歯の萌出や歯の動きには個人差がありますので、計画した期間が多少変更されることがあります。また治療の難しい症例ほど治療期間もかかります。最も期間を要するものには、著しい反対咬合、開咬、舌や噛み方に著しく間違った習慣がついている場合などが挙げられます。

●矯正装置の装着・撤去時

通常の治療時間は30分位ですが、装置の装着・撤去時は約1時間くらい必要です。

●食後の歯磨きをおろそかにすると

矯正治療中は食べ物が詰まりやすく掃除が難しくなります。毎食後の歯磨きは必ず行ってください。私たちスタッフも歯磨き指導を中心にできる限り予防処置を行います。
歯磨きをおろそかにすると歯の表面が溶け、虫歯や歯ぐきの炎症が起こります。これらの程度が進行しますと、治療が続けることができなくなり、装置を外すこともあります。

●治療の成果

治療を成功させるためには、患者さん自身の努力やご家族、周囲の人達の協力が必要です。装置を十分に使用しない、予約を守らない方の場合は治療がうまく進行せず、治療期間が延びるだけでなく、治療結果が不十分になることがあります。取り外し式装置やアライナー矯正装置(マウスピースタイプ)は約20時間/日の装着が必要です。治療上必要な事項を守れない場合は、治療の継続をお断りすることがあります。

●矯正治療中の痛み

矯正装置が装着されると、始めの頃は頬の粘膜を咬んだり、口内炎ができることや、装置の種類により喋りにくい場合もありますが装置に慣れるにしたがいこのようなこともなくなります。また、ワイヤーを調節してから3~4日位は個人差がありますが歯が浮いたような感じになり、食事の時などに痛くなることがあります。この間、必要なら柔らかい食事をとり、食後は優しくマッサージするように歯磨きしてください。もしどうしても痛みが強い場合は「バファリン」など、ご自分に合った鎮痛剤を飲んでも結構です。一般的には日常生活に支障のあるほどの痛みではありません。

●治療の途中で…

治療の途中で、歯が一時的に「噛みにくい」「出っ歯になる」「受け口」「隙間が出る」など患者さんが不安に感じるようなことが起こることがあります。これらは、治療のゴールに向かう一行程にやむを得ず発現するものです。どうぞご心配せずに指示に従って通院してください。必ず改善しきれいになります。

●「針金が飛び出した」「装置がぐらぐら! 」など…

ときどき治療中の装置から針金が飛び出したり、装置が外れてグラグラしていることがあり、びっくりすることがあるかもしれません。原因はいろいろ考えられますが、まず割り箸等で押し当てて中に入るのもあります。しかし、ワイヤーが歯ぐきや粘膜を傷つけて痛い時は早めにご連絡ください。うまくいって、気にならないようであれば次回までそのままで結構です。

●治療計画の変更

治療計画は患者さんごとに異なります。治療の途中で、装置の使用状況、著しい骨格 性変化、舌の突出癖や歯の動きなどによる予測できない事柄で、治療期間の延長、治療計画、治療方法の変更、抜歯などが必要になる場合があります。

●歯肉(歯茎)の後退、歯根の吸収

歯が動く時、歯茎が後退(ブラックトライアングル)や個人差がありますが、歯の根の先が吸収し短くなることがあります。多くの場合日常生活での支障はありません。そのような症状が認められた場合、個別で対応いたします。

●現代人のあごの関節はとても弱くなっています

ごの関節から音がしたり、開けにくくなったり、痛みを感じる人が増えてきています。矯正治療はこういった現象の直接の原因にならないと言われていますが、治療中このような症状が起きたらお知らせください。お口を安静に保ち、固い食物や大きく口を開けるなどあごに負担がかかることはなるべく行わないように注意してください。

●受け口(反対咬合)の人などでは

成長期の場合、治療中・治療後に下顎が著しく成長することがあり、矯正治療だけでは十分な対応ができにくくなることがあります。このような場合は矯正治療と併用して外科手術が必要になることがあります。

●後戻り、再発と再治療

矯正治療が終わるときれいな歯並びを維持するため「保定」は、とても大切です。装置を外したあと、しばらくの間歯が元の位置に戻ろうとする現象が起こりますので、必ず保定装置を使用してこれを防止します。保定装置には取り外しができるタイプや、歯の裏側に目立たないように接着するタイプなどがあります。一般的に保定装置は、歯が新しい環境に慣れるよう最初の6ヶ月間は食事や歯磨きなどの時を除いて一日中使用していただきます。その後、経過により夜間のみ使用など指示いたします。保定期間は通常2年間くらいですが、その間3ヶ月に1回来院してください。お口の中を拝見し、装置を調整します。保定装置の使用協力が不十分で再治療が必要になった際には、再治療費として治療費の一部が別途必要になります。

●親知らず(第3大臼歯)の抜歯

親知らずのある人で生えてくるスペースがなく(存在しているが埋まっている場合が多い)、その萌出力によって再び矯正治療後の歯並びやかみ合わせに悪影響を及ぼすおそれがある場合や、萌出しているがかみ合う歯がない、衛生管理できないと判断された場合は治療前・後に抜歯が必要です。

●加齢にともなう歯並びの変化

年齢が増えるにつれて、生理的に歯の「乱ぐい」や「歯間のすき間」ができることがあります。これは生理的老化現象の一つで、年を取れば誰にでも発生するものです。矯正治療とは直接関係ありません。しかし保定装置を使用し、管理を続けることにより歯並びを長期に維持することはできます。