子どもの矯正について-鈴木歯科矯正歯科|神奈川県中郡(二宮町・大磯町)の歯科・歯医者・矯正歯科・口腔外科

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診療時間 平日9:30~13:30/15:00~19:00
土曜9:00~13:00/14:00~18:00
休診日 木曜・日曜・祝日

子どもの矯正について

子どもの矯正を始めるタイミングが大切です

歯並びや噛み合わせが悪いと、お口の中の環境が悪くなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。また、口元を隠したり、人前で話すことが苦手になるなど心の成長に悪い影響を及ぼすことがあります。

また、歯並びや骨格、あるいは成長スピードによって、早期治療が適している場合があれば、成長を待ってから始めた方がよい場合もあります。治療を始めるタイミングが大切ですから、気になったら早めにご相談ください。

できるだけ取り外しできる矯正装置をお勧めしています

お子さまの場合、歯磨きがきちんとできないと虫歯になりやすく、また成長の途上でもあるので、治療後の安定を重視すると、できるだけ取り外しできる矯正装置をお勧めしています。固定式の装置による治療はなるべく後の方がよいと考えています。

早期治療が必要な場合は、年長さんの頃から

あごが成長する前に治療が必要な場合や、舌足らずなど舌機能の訓練が必要なケースは、治療のタイミングを逃してしまうと骨格にズレが生じます。さらに成長してからでは治療が難しくなり、治療期間もそれだけ長引きます。

早期治療の必要のないお子さまは、経過観察

適切な時期を見極めるためにも、歯並びが気になる場合は永久歯の前歯と奥歯が生えてくる6~7歳頃に専門医の診断を受けると安心です。当院では、無料でご相談を実施しており、早期の矯正治療が必要ないお子さまの場合は成長を見守らせていただきます。

小さいお子さまも、本人の意思を尊重します

一番大切なのは、お子さまご自身の気持ち

矯正治療は、お子さまご自身が自分でも治したいと思って治療に前向きになることが大切です。お子さまご自身に治す意思があれば、装置をきちんと付けて治療が順調に進みます。当院では、小さいお子さまにも「矯正治療をする?」と本人の意志を確かめてから治療に進みます。

治療を嫌がるお子さまは、クリーニングから

嫌だなと思っているお子さまや、治療したいと感じていないお子さまには、治療を見合わせます。「春休み・冬休み・夏休みに先生のことを思い出してね」とクリーニングに通ってもらい、お口の中の成長やお子さまの気持ちに合わせて、治療開始のタイミングを図ります。

小児矯正の流れは、大きく分けて2ステップ

子どもの矯正治療は、お子さまの成長に合わせながら2つのステップに分けて治療を行います。第一期治療が終わったら、しばらく治療を休み、永久歯が生えそろってから第二期治療を始めます。

第一期治療(小学校3、4年くらい)

◎期間:約2年

成長と共に歯並びや噛み合わせを悪化させる要因を取り除き、その後の発育ができるだけ正常に近づくための治療を行います。この段階の治療がうまくいくと、第2期治療をせずに済むことがあります。また第2期治療に移行したときに負担が少なく、永久歯を抜かずに矯正できる可能性が高まります。

第二期治療(自分で意識的に管理ができる年齢が目安)

◎期間:約2年

噛み合わせを正しくすることを目的とし、大人の治療と同様、歯にブラケットを装着して治療を行います。初診時に永久歯が生えそろっている方は第2期治療から始めます。

小児矯正で使用する装置をご紹介します

歯列拡大装置

一週間に1~2回ネジを回すことにより、左右の奥歯を支えにして上顎骨を拡大する装置です。(取り外し式)

ムーシールド

低年齢の受け口(成長期反対咬合)の治療では、マウスピース型の矯正装置ムーシールドを使用します。就寝時のみの使用で治療効果を上げられるので、反対咬合は永久歯が生えるまで待つことなく、3歳児からの治療が可能になりました。

機能的顎矯正装置(F.K.O・アクチベーターアクチバトール)

主に成長期の患者さま自身の咀嚼筋の力によって歯を動かしたり、あごの成長をコントロールして、骨格性の問題を解消する装置です。成人の患者さまでも一部噛み合わせの深さのコントロールなどのために使用する場合があります。(取り外し式で、主に就寝時に使用)

バイオネーター

主に成長期の患者さま自身の咀嚼筋の力で歯を動かし、歯列を広げたり、顎の成長をコントロールして、骨格性の問題を解消する装置です。歯列を拡大する効果もあります。(取り外し式で、主に就寝時に使用)

緩徐拡大装置(クワドヘリックス)

歯の裏側の針金を調節することにより、比較的ゆっくり歯列を拡大する装置。装着期間は6ヶ月~1年程度で成長期の患者さまだけでなく、成人の患者さまにも使用できます(固定式)

タングガード付矯正装置

つばを飲み込むときや話すときに舌を突き出す癖があると、不正咬合や矯正治療後の戻りの原因になる場合があります。タングガードは、舌の前方への移動を防止するワイヤーです。